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未完成の言葉の欠片 / ※印は要注意orネタバレ / 二次はクリア後前提です
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05/05/29
「あれえ? 熾己、背が伸びた?」
「それは嫌味か」
「んー? 別に」
「一週間やそこらで目に見えるほど伸びるわけがないだろう!」
「兄君はお二人とも高いのにな」
「前皇妃(ブリュンヒルト)様が背の高い方だったの! それに父上だって身長は平均的だし。だけど、僕の母上はどちらかというと小さい方だから……」
「うん、皇妃様はコンパクトだよね。ミニサイズ。全体的に」
「母上に言いつけるぞ」
「あ、お願い、それだけはやめて。後生だから」
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仲悪い組(3)
「何とかしてくださいよー、少尉ー」
 情けない声が、人影もまばらな士官食堂の一角に響く。一体何のことかと数人が振り返ったが、それぞれ微笑ましいものを見るような、または苦笑のような表情を浮かべて、各自の取るはずだった行動へと戻っていった。本来ならまだ将校ではないはずのブロンドの少年の姿は、彼らにとってもここ数日見慣れたものだ。
「こう、ブリザードでダイヤモンドダストでちょう怖いんですよ! 思わず背中に悪寒が! 鳥肌が!」
 
仲悪い組(2)
 小さく手を振りながら熾己の後ろ姿を見送って、彼が階段へと続く角を曲がったのを確認してから、キースは第三資料室の扉を開けた。静けさに包まれた部屋の中は、古い紙の匂いがする。室内にはもともと自分達しかいなかったから、相変わらずアシュレイが独りで机に向かっているはずだ。
 書架の間を通って奥まで進むと、鬱陶しそうに濃い灰色の前髪をかき上げるアシュレイの姿が目に入る。キースは先程まで熾己が座っていた彼の対面の椅子を引き、横向きに腰かけた。
 
仲悪い組(1)
折角なので、前にCGI風葬で書いてたもの。本編の時間軸とはパラレル。
今見返すと本編より熾己が弱気だ。
 
発掘した
4章シュレーフェン戦・没展開

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「なーんかアレな編成ですよね」
 アサルト・ライフルを肩で支えるようにしたキースが、背中を丸めて言った。その口調といい話の中身といい、どうも本来あるべき緊張感に欠ける。
「アレ、ってなあ……他人に判るように喋れよ。自分の感覚だけで喋らないでくれる? そのうちおまえの通訳放棄するよ、俺」
「だから一言では言いづらいんだって」
「『変』でおしまいだろ」
「そんな風に言ったら失礼――」
「そんな風に肯定してる時点で充分失礼、って気付いた?」
「うわっ、今のナシ! なしなし!」
 
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