未完成の言葉の欠片 / ※印は要注意orネタバレ / 二次はクリア後前提です
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2026.04.04 Saturday
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05/04/13
2005.04.13 Wednesday
「五月蠅い」
一言の下に切り捨てて、毛布を引き被る。その目の前で「えー」と不服そうな声を出すのはキースだった。
人を夜中に叩き起こして、何の用かと目を擦ってみれば、悪びれもしない口調で「流れ星を見に行こう」などと言うのである。一体何処からそんな情報を手に入れてきたのか。
「こんな夜中に男二人で流星観察なんて、き、も、ち、わ、る、い!」
周囲を慮って声量を潜めてはいるものの、きっぱりはっきりと拒絶して彼は寝返りを打ち、背を向ける。
「だって夜中じゃないと流星群見えないじゃん」
「女誘ってけよ。そういうの好きそうなのいるだろ。看護婦(シュヴェスター)とか」
「無理難題吹っかけるなよー。アシュレイじゃあるまいし。な、お願いだから。ひとりだと危ないからー」
「人の上に乗るなッ」
ベッドの上に乗り上げた脚をざっと払いのける。何が、ひとりだと危ない、だ。いくら前線より随分距離のある後方待機中とはいえ、そもそもこんな戦時中に、のんびりと流星観察をしようなどと考える頭の方が危険だ。暢気を通り越して本物のバカだ。矢継ぎ早に罵倒してやりたい気持ちを何とか抑えて、
「俺は行きません」
努めて冷静な声音で、それでも断定的に彼は口にした。
一言の下に切り捨てて、毛布を引き被る。その目の前で「えー」と不服そうな声を出すのはキースだった。
人を夜中に叩き起こして、何の用かと目を擦ってみれば、悪びれもしない口調で「流れ星を見に行こう」などと言うのである。一体何処からそんな情報を手に入れてきたのか。
「こんな夜中に男二人で流星観察なんて、き、も、ち、わ、る、い!」
周囲を慮って声量を潜めてはいるものの、きっぱりはっきりと拒絶して彼は寝返りを打ち、背を向ける。
「だって夜中じゃないと流星群見えないじゃん」
「女誘ってけよ。そういうの好きそうなのいるだろ。看護婦(シュヴェスター)とか」
「無理難題吹っかけるなよー。アシュレイじゃあるまいし。な、お願いだから。ひとりだと危ないからー」
「人の上に乗るなッ」
ベッドの上に乗り上げた脚をざっと払いのける。何が、ひとりだと危ない、だ。いくら前線より随分距離のある後方待機中とはいえ、そもそもこんな戦時中に、のんびりと流星観察をしようなどと考える頭の方が危険だ。暢気を通り越して本物のバカだ。矢継ぎ早に罵倒してやりたい気持ちを何とか抑えて、
「俺は行きません」
努めて冷静な声音で、それでも断定的に彼は口にした。
神の御神託から派生して。その前にこんなやり取りがあったらいいなあとか。
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