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未完成の言葉の欠片 / ※印は要注意orネタバレ / 二次はクリア後前提です
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アビス:PJ
思いついたシーンを書き散らしていくことにします。基本的に陛下と大佐です。いつもどおりラヴの薄いCPです。他所様ほとんど見てないんで世界の定石がどんな風なのかは知りません。ネタ被ってたらすみませんってかきっと被ってる。


※「俺のジェイド」を聞いた瞬間ここまでは再現できました。
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06/02/20
「そういうおまえはどうなんだ」
「は? 俺?」
「前線で捕虜になったら」
「あらあ、もしかして心配してくれてるの? ダーイジョウブ、そんなヘマはしませんてば」
「誤魔化すな」
「もし捕まったら」
 彼は笑って言いながら、揃えた右手の指先を左から右に引いて、自分の首を刎ねる仕種をする。
「熾己の足手纏いになる前にさっぱりと」
「……冗談で言ってるんじゃないんだぞ!」
「冗談じゃないよ」
05/06/06
「タマネギ切ってるから。泣くよ?」
 隣に並んで包丁を扱う手元を覗き込む熾己に対し、ヴァルトは軽い口調で言う。
「知ってるよ。タマネギの細胞中の催涙性前駆体が、細胞が切断される事により酵素と反応して、揮発性の硫化アリルに変化――」
「それは知識として知ってるだけ。経験してないでしょ、熾己の場合」
「……確かに、そうだけど」
「因みに、硫化アリルはストレスや不眠にも効くそうですよ。熾己さんには丁度いいかもね」
「莫迦にしてるのか?」
「いーえ、とんでもないです」
05/06/02
開き直ってなまぬるく殺伐なのもよいと思います。
 
クルセンディア編
 北の果てに位置する王国・クルセンディアでは、夏になると太陽の沈まない白夜が続く。真夜中でも地平線すれすれに太陽は顔を出し、昼間ほどではないが見える景色は明るかった。
 王都の外れ、寂(さび)れた街の通りに、古い朽ちかけた教会がある。改修されるでも取り壊されるでもなく、いつの頃からか訪れる者もないままにひっそりと佇(たたず)んでいるそこへ向かって、少年は急いでいた。カンバスと携帯用のイーゼル、絵の具や様々な種類の筆が入った重い鞄(かばん)を抱え、静まりかえった人気(ひとけ)のない道を走る。石畳に清涼な靴音が響いた。
 
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