未完成の言葉の欠片 / ※印は要注意orネタバレ / 二次はクリア後前提です
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2026.04.04 Saturday
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アビス:PJ
2006.04.05 Wednesday
本文なし
「ネフリーに聞きましたよ、陛下だけは私の生存を信じてくださっていたとか」
わざとらしく口にした前置きに、目の前の男は一瞬だけ苦みばしった顔をして、舌を打った。己よりやや色素の薄い髪と男女の別――そして今では双眸を占める色も、か――を除けば、自分とよく似た面差しをした、双子のようだと言われることも少なくなかった妹。雪に鎖されたケテルブルクで共に育ったうちの一人。
けれどその一抹の痛みも、すぐにお決まりの軽口に取って代わられる。
「悪名高き“死霊使い”ジェイドが、そう簡単にくたばるはずないだろうが」
「おや、それだけですか? 残念ですね」
「『それだけ』俺の信頼が篤いってこった。ありがたく思え」
わざとらしく口にした前置きに、目の前の男は一瞬だけ苦みばしった顔をして、舌を打った。己よりやや色素の薄い髪と男女の別――そして今では双眸を占める色も、か――を除けば、自分とよく似た面差しをした、双子のようだと言われることも少なくなかった妹。雪に鎖されたケテルブルクで共に育ったうちの一人。
けれどその一抹の痛みも、すぐにお決まりの軽口に取って代わられる。
「悪名高き“死霊使い”ジェイドが、そう簡単にくたばるはずないだろうが」
「おや、それだけですか? 残念ですね」
「『それだけ』俺の信頼が篤いってこった。ありがたく思え」
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